ストレッチも運動も頑張っているのに、肩こりが楽にならない。その場合、努力が足りないのではなく、タイプに合わない対処をしている可能性があります。
肩こりは大きく2つのタイプに分けられます。そして厄介なことに、この2つは対処が正反対です。
タイプ①「使いすぎ」の肩こり——力が抜けない肩
肩や首に常に力が入っていて、リラックスしているつもりでも抜けていないタイプです。責任感が強い方、緊張しやすい方、細かい作業や家事で肩を酷使する方に多く見られます。
- 夕方から夜にかけて悪化する
- 忙しい日・気を張った日ほどひどい
- マッサージ直後は楽になるが、すぐ戻る
このタイプに必要なのは、鍛えることでも伸ばすことでもなく、ゆるめることです。脱力ストレッチや長く吐く呼吸が合います。
タイプ②「動かなさすぎ」の肩こり——固まった肩
同じ姿勢が長く、肩甲骨まわりがほとんど動かない一日を送っているタイプです。デスクワーク、運転、スマホ時間の長い方に多く、血流が滞ってこりが溜まります。
- 朝からすでに重い・休日もあまり変わらない
- 体を動かした日のほうが、むしろ軽い
- マッサージより、お風呂や運動で楽になる
このタイプに必要なのは、休ませることではなく動かすことです。肩甲骨寄せやぐるぐる回し、こまめに立つ習慣が合います。
▼ 図解ポイント
2タイプ比較図:左=力こぶマークで常に緊張している肩(使いすぎ型・夕方に悪化)、右=氷のように固まって血流が滞る肩(動かなさすぎ型・朝から重い)。対処の方向(ゆるめる/動かす)を下に矢印で。
肩こりは、原因がひとつとは限りません。全体像は肩こりを生活習慣から改善する|症状別ガイドにまとめています。
対処を間違えると、逆効果になります
使いすぎ型の人が「運動不足だ」と筋トレを足すと、力みが増して悪化することがあります。動かなさすぎ型の人がマッサージで揉むだけだと、その場は楽でも固まる生活が変わらず、延々とループします。
頑張っているのに良くならない方の多くは、この「タイプ違いの努力」をしています。もったいない話です。
自分がどちらか分からないときは
実際には、仕事で使いすぎて、家では動かない——両方が混ざっている方も多くいます。混合型は、時間帯や場面で対処を使い分けることになります。
当院の初回評価では、筋肉の状態と生活パターンから、あなたの肩こりがどちら寄りかを判定します。タイプが分かると、今までの努力の「向き」を変えるだけで、同じ努力量でも結果が変わってきます。
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まずは今日の肩こりが「夕方型」か「朝から型」か、観察するところから始めてみてください。
この症状を根本から見直したい方へ


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