「朝起きたとき肩が痛い」
「同じ肩ばかり下になっている気がする」
このような人に多いのが、寝返りが少ない睡眠です。
本来、人は一晩の間に何度も寝返りをしています。
しかし肩こりが強い人ほど、この寝返りが少なくなる傾向があります。
この記事では、
- なぜ肩こりの人は寝返りが少なくなるのか
- 朝の肩痛と寝返りの関係
- 寝返りしやすくする寝る前エクササイズ
について解説します。
寝返りは体を守る大切な動き
寝返りは、ただ体勢を変えるだけの動きではありません。
睡眠中の寝返りには、次のような役割があります。
- 同じ場所に圧がかかり続けるのを防ぐ
- 筋肉や関節を少し動かす
- 呼吸をしやすい姿勢へ調整する
- 血流を保つ
つまり寝返りは、体の負担を分散する自然な調整動作です。
寝返りが少ないと、
- 同じ肩に体重がかかり続ける
- 筋肉が固まりやすくなる
- 朝起きたときの肩痛につながる
といったことが起こりやすくなります。

肩こりの人ほど寝返りが少なくなる理由
ではなぜ肩こりの人は寝返りが少なくなるのでしょうか。
いくつか理由があります。
背中や胸が硬くなっている
寝返りは、体幹や背中の動きが必要な動作です。
しかし肩こりが強い人は、
- 背中が丸くなっている
- 胸の筋肉が硬い
- 肩甲骨が動きにくい
といった状態になっていることが多くあります。
このような状態だと、体を回す動きが小さくなり、寝返りが減りやすくなります。
呼吸が浅く体が緊張している
呼吸が浅い人は、寝ている間も首や肩の筋肉を使いやすくなります。
本来、リラックスして眠れているときは、横隔膜を中心としたゆったりした呼吸になります。
しかし呼吸が浅いと、
- 首や肩に力が入りやすい
- 体がリラックスしにくい
- 寝返りが少なくなる
という状態になりやすくなります。
体幹がうまく使えていない
寝返りは「肩だけ」で行う動きではありません。
本来は、
- 体幹
- 背中
- 骨盤
などが連動して起こる動きです。
しかし体幹が弱かったり、体の連動がうまく使えていないと、寝返りが小さくなります。
その結果、睡眠中の姿勢が固定されやすくなります。
寝返りしやすくするために大切なこと
寝返りを増やすために大切なのは、寝る前に体を少し動かしておくことです。
日中のデスクワークやスマホ姿勢で固まった体を、そのままベッドに持ち込むと、寝返りは少なくなります。
そこでおすすめなのが、寝る前に軽く体を動かすことです。
寝返りしやすくなる寝る前エクササイズ
ここでは簡単にできるエクササイズを紹介します。
無理に頑張る必要はありません。
「体をほぐす」くらいの感覚で行いましょう。
肩甲骨まわりを動かす運動
やり方
- 背筋を軽く伸ばして座る
- 両手を肩に置く
- 肘で大きな円を描くように肩を回す
10回ほどゆっくり行います。
ポイント
- 肩だけでなく背中から動かすイメージ
- 呼吸を止めない
この運動は、肩甲骨の動きを良くし、寝返りをしやすくする効果があります。
胸をゆるめるストレッチ
やり方
- 両手を後ろで軽く組む
- 胸を少し開く
- 深呼吸をゆっくり3〜5回
デスクワークやスマホで丸くなった姿勢をリセットする効果があります。
体を軽くひねる運動
やり方
- 仰向けに寝る
- 両膝を立てる
- 膝を左右にゆっくり倒す
10回ほどゆっくり行います。
この運動は、体幹をやさしく動かすことで寝返りの動きを作りやすくします。

まとめ
肩こりが強い人ほど寝返りが少なくなることがあります。
その理由には、
- 背中や胸の硬さ
- 呼吸の浅さ
- 体幹の使いにくさ
などが関係しています。
寝返りは、睡眠中に体の負担を分散する大切な動きです。
寝返りをしやすくするためには、寝る前に軽く体を動かし、
肩甲骨や体幹をゆるめておくことが大切です。
朝起きたときの肩痛が気になる人は、ぜひ寝る前に簡単な運動を取り入れてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
肩の痛みは、
・日常の動作
・姿勢や体の使い方
・無意識のクセ
が積み重なって起こることが少なくありません。
「これ、自分にも当てはまるかも」
「ちゃんと一度みてもらった方がいいかも」
そう感じた方は、無理に我慢せず、
一度ご相談ください。
当院では、肩関節の状態だけでなく、
姿勢や体の使い方まで含めて丁寧に評価しています。
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