なぜ医者は湿布だけ?|その背景と現実

セルフケア・ストレッチ

「病院に行ったけど、湿布だけ出された…」
肩や腰の痛みで受診したのに、何もしてもらえなかったと感じた経験はありませんか?実はこれには、いくつかの理由があります。


医療現場では「まずは対症療法」が基本

病院ではまず、炎症や痛みに対して鎮痛・消炎を優先します。
そのため、初期対応として湿布や飲み薬の処方で様子を見るのは、ごく一般的な流れです。


原因へのアプローチは「その先」の話

多くの医療現場では、画像診断(レントゲンやMRI)で異常がない場合、積極的な治療は行われにくい傾向があります。
痛みの原因が筋肉や姿勢などの**“機能的な問題”**であることも多いですが、そこまでの対応は医療の範囲外になることも。


湿布で治る人と治らない人の違い

湿布で良くなるのは、一時的な炎症が原因のケース。
でも、以下のような人はなかなか改善しにくい傾向があります。

  • 長時間同じ姿勢でいる習慣がある
  • 筋力のバランスが崩れている
  • 姿勢が崩れて関節に負担がかかっている

つまり、**「使い方のくせ」や「姿勢の問題」**が関係していると、湿布だけでは根本解決にならないのです。


病院と整体・リハビリの違い

病院:症状を抑えることがメイン
整体・リハビリ:原因に対して身体の使い方からアプローチする

どちらが正しいというより、目的に応じて使い分けることが大切です。


自分でできるセルフケアも大事

湿布だけで改善しないと感じたら、以下のようなセルフケアを取り入れてみるのもおすすめです。

  • 肩甲骨や股関節を動かすストレッチ
  • 姿勢を意識する座り方
  • 湿布+温めで循環を促す

少しずつでもいいので、身体を動かしていくことが根本改善につながります。


最後に|自分の体に向き合う時間を

「湿布だけで終わった…」と感じたら、それは体からのサインかもしれません
自分で何とかしようと頑張っている人こそ、無理せず専門家の手を借りるのも一つの方法です。

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