運動不足と肩こりの関係|“動かさなすぎ”との違いとは?

姿勢と身体の使い方

「肩がこるのは運動不足のせいかな…」
「ちゃんと歩いてるつもりなんだけど肩こりが治らない」

そんな疑問を感じたことはありませんか?
今回は、整体師の視点から「運動不足」と「動かさなすぎ」の違い、
そして肩こりを改善するためのポイントを解説します。


✅ 「運動不足」と「動かさなすぎ」は違う?

運動不足とは?

  • ウォーキングや筋トレなど、まとまった運動の時間が少ない状態

動かさなすぎとは?

  • 日常動作(肩を上げる・腕を伸ばすなど)が極端に少ない状態

→ 毎日ランニングしている人でも、日中の姿勢が固定されていると「動かさなすぎ」状態に


✅ 動かさなすぎが肩こりを招く理由

  • 同じ姿勢が続くことで筋肉が緊張しっぱなし
  • 血流が悪くなり、疲労物質がたまりやすい
  • 姿勢の崩れにより、肩の位置がズレて固定される
  • 肩甲骨や背中が動かないと、首や肩に負担が集中

✅ 肩こりを防ぐ「動かす習慣」3選

💡① 1時間に1回、肩を上下に動かす

  • 肩を上げて5秒キープ→脱力を3回
  • 肩甲骨の間に空気を入れるような意識で深呼吸

💡② スマホを見ながら「肩甲骨回し」

  • 左右の肩を後ろに回す ×5回
  • 前にも回す ×5回
    → 肩甲骨の可動域を確保し、筋肉のこわばりを防ぎます

💡③ 朝晩1分だけ、腕を大きく上に伸ばす

  • 寝起き・就寝前に、両手を上に伸ばして全身を伸び〜る!
    → 「今日は肩、ちゃんと動かしたな」と実感できる習慣に

✅ まとめ|運動も大事。でも日常で「動かすこと」がもっと大事

「肩こり改善のために運動しなきゃ!」と意気込む必要はありません。
それよりも、毎日の生活の中で肩を動かしているか?に意識を向けてみてください。

運動時間よりも、日常の動きの“質と頻度”がカギです。
まずは、「動かさなすぎ」に気づくことから始めてみましょう!


▶ 次回予告|肩こりと足の筋力の意外な関係?下半身を整えると肩が軽くなる理由

次回は、「肩の悩みにも下半身が関係している」という視点から、
足元から整えることの大切さをお伝えします!

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