「ストレッチをしても、肩が思うように動かない」「そもそも肩甲骨がどこにあるか、ピンとこない」。それは柔軟性の問題ではなく、肩甲骨を動かす感覚が眠っているのかもしれません。
肩甲骨リズム運動は、伸ばす運動ではありません。「肩甲骨がどう動いているか」を体に思い出させる、感覚のリハビリです。病院のリハビリでも大切にされてきた考え方です。
この運動で変わること
- 肩甲骨の「動いている感覚」が戻る
- 肩まわりの血流が上がり、可動域が広がる
- 四十肩の予防や、回復期のケアにも使える
やり方①:四つ這いバージョン
- 四つ這いになり、手は肩の真下、肘は伸ばしたまま
- 背中を天井へゆっくり持ち上げる(肩甲骨が背中の外へ開く)
- 次に胸を床へゆっくり沈める(肩甲骨が背骨へ寄る)
- 呼吸に合わせて、開く→寄せるを5〜10回

▼ 図解ポイント
四つ這いの2コマ図解:①背中を持ち上げ肩甲骨が開く ②胸を沈めて肩甲骨が寄る。肘は伸ばしたまま、動くのは背中だけ。
やり方②:座ってできるバージョン
- 背すじを伸ばして椅子に座る
- 両肘を軽く曲げて体の横に添える
- 腕は動かさず、肩甲骨だけを「寄せる→広げる」
- 背中でスライドさせる感覚で、ゆっくり5〜10回

▼ 図解ポイント
座位の背中側から見た図解:肩甲骨が背骨へ寄る/外へ広がるの2状態を矢印で示す。腕は固定。
よくある間違い
肩がすくむ:肩甲骨は上下ではなく、内外に滑らせます。
腕で引っ張る:主役は背中です。腕はただのお供。
速すぎて感覚が置いていかれる:この運動の目的は回数ではなく「感じること」。1往復に3〜4秒かけてください。
どんな人にいちばん向いているか
「ストレッチしても効いている場所が分からない」という方にこそ向いています。感覚が戻ると、他のストレッチ(肩甲骨寄せやぐるぐる回し)の効きも変わってきます。順番としては、この運動が入り口です。
動かしても感覚が戻らないときは
左右で動きの差が大きい、どうしても肩がすくんでしまう。そんなときは、動きの癖を実際に見て調整するのが早道です。当院では肩甲骨の動きを触って確認しながら、あなたの「動く感覚」を一緒に探します。
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この症状を根本から見直したい方へ


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