座ってできる肩の脱力ストレッチ|力みやすい肩をやさしくゆるめる簡単ケア

セルフケア・ストレッチ

ストレッチというと「伸ばす」ことばかり考えがちです。でも、いつも肩に力が入っているタイプの方に本当に必要なのは、伸ばすより先に「抜く」練習です。

気づくと肩がすくんでいる。マッサージ直後はいいのに、すぐ戻る。そんな方のための、座ってできる脱力ストレッチです。

この運動で変わること

  • 無意識の「力み」に気づけるようになる
  • 肩の緊張がゆるみ、呼吸が入りやすくなる
  • 伸ばすストレッチの効きが良くなる(土台作り)

やり方①:すくめて、ストン

  • 椅子に座り、両腕は体の横に自然に下ろす
  • 息を吸いながら、両肩を耳に近づけるようにグーッとすくめる(3秒)
  • 息を吐くと同時に、ストンと一気に力を抜いて落とす
  • 落ちたあとの「ゆるんだ感じ」を3秒味わう
  • 5回ゆっくり繰り返す

コツは、わざと一度「最大の力み」を作ることです。強く力を入れた直後ほど、筋肉は深くゆるみます。「抜けた状態」を体に覚えさせる練習です。

やり方②:ゆらゆら脱力(仕上げ)

  • 両腕をダランと下げたまま座る
  • 手首から肩まで完全に脱力して、腕を左右に軽くゆらゆら
  • 30秒ほど、揺れに任せる

よくある間違い

ストンのあとも力が残っている:落としたあと、肩がまだ少し上がっていませんか。吐く息と一緒に落とすと抜けやすくなります。

顔や首に力が入る:歯を食いしばっていたら、力みが顔へ引っ越しただけです。口元をゆるめて。

呼吸を止める:この運動の主役は呼吸です。吸ってすくめ、吐いて落とす。

いつやるといいか

おすすめは、寝る前と、仕事中に力みに気づいたときです。寝る前の5回は、力みを布団に持ち込まないための儀式になります。朝から肩がガチガチな方には特におすすめです。

「抜き方が分からない」ときは

長年力みっぱなしだった方は、「抜けた状態」自体が分からなくなっていることがあります。それは感覚の問題なので、一人で悩まなくて大丈夫です。当院では、触りながら「今、抜けましたよ」を一緒に確認して、脱力の感覚を取り戻すお手伝いをします。

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