肩が痛くて整形外科に行ったけど湿布だけだった…次にすべきこととは?

はじめての方へ

整形外科でレントゲンを撮って、「湿布を出しておきますね」で終わった。
その帰り道、少し取り残されたような気持ちになりませんでしたか。

先に結論をお伝えします。その診察は無駄ではありません。むしろ、次に進むために一番大事な情報が手に入っています。

「湿布だけ」は、見放されたサインではありません

私は病院で15年、リハビリの現場にいました。だから、あの短い診察の意味が分かります。

医師のいちばん大事な仕事は、緊急性のある問題が隠れていないかを見極めることです。

骨折。腱板の断裂。石灰がたまるタイプの肩の炎症。これらは画像でしか分かりません。病院にしか見つけられない問題です。

特に石灰がたまるタイプは、四十肩と間違われやすい痛みです。診断がつくかどうかで、その後の経過が変わります。

つまり「湿布だけだった」は、こういう意味です。

今の肩には、手術が必要になるような構造の問題は見つからなかった。

がっかりする結果ではありません。いちばん怖い可能性を消してもらえた、ということです。

それでも痛みが戻ってくるのは、なぜ?

湿布や飲み薬で、痛みが一度おさまることはよくあります。

ただ、その痛みを作った体の使い方は残ったままです。だから薬が切れると、また痛くなる。繰り返すうちに、戻ってくるまでの間隔が短くなっていく方が多い印象です。

診察室でそこまで診るのは、時間の面で構造上むずかしいのが実情です。外来には次から次へと患者さんが来ます。

構造に問題はない。でも痛みの訴えはある。だから痛み止めを出す。医師として正しい判断です。

足りないのは診察ではなく、その後を引き受ける場所です。

肩こりは、原因がひとつとは限りません。全体像は肩こりを生活習慣から改善する|症状別ガイドにまとめています。

「安静にして」と言われても、どうすれば?

仕事も家事もあって、じっとしていられない方がほとんどですよね。

肩の炎症は、膝の擦り傷とよく似ています。かさぶたができる前に傷口をさわり続ければ、いつまでも治りません。肩も、炎症している場所に負担をかけ続けると、治る番が回ってきません。(くわしくは四十肩・五十肩と肩こりの違いでお話ししています)

大事なのは、「安静」か「動かす」かの二択ではないということです。今がどちらの時期なのかで、やることが変わります。ここを間違えると長引きます。

たとえば炎症が強い時期なら、着替えのときに痛い方の腕をテーブルに置くだけでも、負担はかなり減ります。かぶって着る服は、しばらくお休みです。

次にすべきこと3つ

① 今の肩がどの時期かを知る

炎症が強い時期なのか、落ち着いて固さが残っている時期なのか。ここで、やるべきことが正反対に変わります。

動かしにくい方向、痛みが出る動作、生活で困っている場面。この3つを書き出しておくと、相談したときに話が早く進みます。

② 肩を休ませていない癖を見つける

肩の痛みは、何気ない動作の積み重ねで戻ってきます。

車のシートベルトは、反対の手で取れば肩をひねらずに済みます。洗濯物は量を分けて、干す高さを下げる。買い物袋は、指ではなく前腕に掛けて体に寄せる。

小さな工夫ですが、一日に何度も繰り返す動作なので、積み重なると差が出ます。

③ 自分の状態に合ったセルフケアを選ぶ

動画を見て肩の体操をしている方は多いです。ただ、肩甲骨が動かないまま腕の力だけで形をまねている方も、よくお見かけします。それで痛めてしまうこともあります。

固まっている方ほど、動画のとおりには動けません。まずは肩甲骨が動く感覚を取り戻すところからです。

つくば桜日和整体にできること

久松は、整形外科のリハビリで15年以上、肩の患者さんに関わってきた作業療法士です。

当院では、痛む肩そのものだけでなく、肩甲骨の動きや姿勢、日常の動作まで含めて確認します。骨に問題がないと分かっているからこそ、動きの側から手を打てます。

強揉みやバキバキは一切ありません。「整体は初めてで怖かった」と、後になって打ち明けてくださる方もいます。

セルフケアも、続けられる範囲に絞ってお伝えします。

病院に行ったのは、正解でした。その次を、一緒に考えましょう。

LINEでご相談・ご予約はこちら(初回体験 60分 4,280円)

姿勢や体の使い方が気になる方はこちらもご覧ください:
猫背・巻き肩・姿勢改善ページ / つくば桜日和整体とは?

まとめ

  • 「湿布だけ」は、構造に大きな問題が見つからなかったという結果
  • 薬で痛みは引いても、痛みを作った体の使い方は残っている
  • 「安静」か「動かす」かは、今がどの時期かで変わる
  • まずは今の状態を知り、肩を休ませていない癖を見つける
  • 強い痛みが続く・夜も眠れない場合は、もう一度受診を

本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療の代わりになるものではありません。症状が強い場合や判断に迷う場合は、受診した医療機関へご相談ください。

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