日中はなんとか動けているのに、横になると肩が痛くなる。夜中に痛みで目が覚める。寝返りを打つたびに肩に鋭い痛みが走る——。
「眠れないほどつらい」という状態は、体が助けを求めているサインです。放置すると症状が進みやすいため、早めの対処をおすすめします。
なぜ夜に肩の痛みが増すのか
夜間に痛みが強くなる理由は主に3つあります。
- 横になることで肩に圧がかかる:普段は筋肉でカバーしている部分が、リラックスした状態で無防備になります。
- 炎症は夜間に活発になりやすい:副交感神経が優位になる夜間は、体の炎症反応が活発になる傾向があります。特に四十肩の炎症期はこの傾向が強く出ます。
- 血流のパターンが変化する:横になることで肩まわりの血流が変わり、炎症物質が患部に集まりやすくなります。

夜間痛があるときの寝方の工夫
仰向けで寝る場合
痛い側の腕の下に、折りたたんだタオルや薄いクッションを入れます。肩が沈み込まないようにすることで、関節への圧迫が軽減されます。
横向きで寝る場合
痛くない側を下にして寝ます。上になる腕は体の前に抱き枕や丸めたタオルを置き、そこに乗せると肩への負担が減ります。

夜間痛は「早めの対処」が大切な理由
夜間痛は、肩に炎症が起きているサインです。放置すると関節の固まり(拘縮)が進み、回復に時間がかかります。睡眠が取れないことで体の回復力も落ち、悪循環になりやすいのも夜間痛の特徴です。
当院では、現在の状態を確認したうえで、夜の痛みを和らげる姿勢の取り方や、炎症を悪化させないケアの方法もあわせてお伝えしています。
こんな方はご相談ください
- 横になると肩が痛くなる
- 夜中に痛みで目が覚める
- 眠れない夜が1週間以上続いている
- 整形外科で湿布をもらったが改善しない
夜間痛は、体が変化を求めているサインです。一人で抱え込まずに、ご相談ください。

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