イスに長く座っていると腰が痛くなる?|座面の高さと姿勢の関係

姿勢と身体の使い方

家のイスに座っていると腰が痛くなるのはなぜ?

「食事中、ダイニングチェアに座っていると腰がつらい…」
「ソファでくつろいでいるはずが、逆に腰が痛くなる…」

そんな経験はありませんか?
実はそれ、座っているイスの高さや形、座り方のクセが原因になっているかもしれません。


腰痛を引き起こしやすいイスの特徴

以下のようなイスは、知らないうちに腰に負担をかけやすくなっています。

✅ 座面が低すぎる

→ 骨盤が後ろに倒れて背中が丸くなる。いわゆる“猫背座り”に。

✅ 奥行きが深すぎる

→ 背もたれに届かず、腰を丸めて浅く座るクセがつく。

✅ 柔らかすぎるソファ

→ 骨盤が沈み込み、立ち上がるときに腰を痛めやすくなる。

✅ 背もたれがなさすぎる or 高すぎる

→ 姿勢保持が不安定になったり、首〜背中のラインが崩れる。


理想的な座り方とイスのポイント

イスの設計も大事ですが、座り方のクセを整えることも大切です。

✅ 理想の座り方

  • 足裏がしっかり床につく
  • 骨盤を立てて、軽く背筋を伸ばす
  • 背もたれに頼りきらず、自分で支える意識を持つ

✅ イス選びのコツ

  • 座面の高さは 膝が90度程度に曲がるくらいが理想
  • 背もたれは軽く背中を支える程度の角度がベター
  • 長時間座るときは クッションやバスタオルで骨盤サポートも効果的

腰痛が気になる人におすすめの工夫

  • 食事中など、イスの高さを確認してみる
  • ソファで長く過ごすなら、腰の後ろにクッションを挟む
  • イスに座るとき、深く座って骨盤を立てることを意識

「いつものイス」でも、ちょっとした工夫で体への負担を減らすことができます。


まとめ

イスに座っていて腰が痛くなる場合、
その原因は**「体ではなくイスの設計や座り方」**にあることがよくあります。

無理に姿勢を直そうとするよりも、
体に合ったイスの高さやサポートの工夫が、腰の負担を軽減する近道です。

座る時間が長い人ほど、イスの見直しをしてみてくださいね。

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