肩の動きが悪くなってきた、腕が上がりにくい、という相談はとても多いです。
実はその多くが、生活習慣に由来しています。
ここでは、肩の可動域を狭めてしまう「4つの生活習慣」と、それを見直すためのヒントをお伝えします。
① 猫背や前かがみの姿勢が多い
日常的に背中が丸くなっていると、肩甲骨が広がりっぱなしになり、肩関節の正しい位置関係が崩れます。
すると、関節の動きがスムーズにいかなくなってしまいます。
🔸改善ポイント:
1日に数回、背筋を伸ばして深呼吸してみましょう。
② スマホやパソコンの長時間使用
目線が下がることで首から肩にかけて緊張が強くなり、動かさない状態が続くと関節まわりの柔軟性が失われます。
🔸改善ポイント:
作業の合間に首を回したり、肩甲骨を軽く動かすストレッチを取り入れましょう。
③ 腕を使う動きが少ない
日常生活で意外と「肩より上」に腕を挙げる機会は少ないものです。
使わない筋肉や関節は、徐々に硬くなっていきます。
🔸改善ポイント:
タオルを使った肩の上下運動など、簡単な運動を毎日1分だけでも続けてみましょう。
④ 肩を冷やしてしまう環境
エアコンの風が直接当たったり、薄着で肩周りが冷え続けると、血流が悪くなり筋肉も硬くなりやすくなります。
🔸改善ポイント:
冷えを感じるときは、軽く羽織るものやストールで肩を守りましょう。
まとめ
肩関節の動きは、普段の生活習慣によって大きく左右されます。
ちょっとした姿勢のクセや、動かさない習慣が積み重なることで、可動域はどんどん狭くなってしまうのです。
「最近肩の動きが悪いかも…」と思ったら、今回紹介した4つの習慣をぜひ見直してみてください。
それだけでも、動きやすさはぐっと変わってきますよ。
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