「最近、腕が上がりにくくなってきた…」
そんな悩みを抱える方は、年齢のせいと考えがちですが、実はそれだけではありません。
肩関節は、体の中でも特に可動域が広い関節です。
しかしそのぶん、不安定で硬くなりやすい構造でもあります。
本記事では、肩関節が硬くなる原因と、日常で意識できる予防ポイントを解説していきます。
原因① 長時間の同じ姿勢
デスクワークやスマホ操作で、長時間同じ姿勢をとっていると、肩周りの筋肉が縮こまり、肩関節の動きが制限されてしまいます。
特に猫背姿勢は、肩甲骨が外に開き、肩関節を硬くする大きな原因になります。
原因② 肩甲骨の動きが悪い
肩関節だけでなく、肩甲骨の動きも大切です。
肩甲骨と腕の骨は連動して動くため、肩甲骨が硬くなると、腕の動きもスムーズにいかなくなります。
原因③ 運動不足による筋力低下
肩関節は筋肉で支えられている関節です。
運動不足になると筋力が低下し、関節が不安定になります。すると、動きがぎこちなくなり、痛みや硬さにつながります。
肩関節を硬くしない3つの習慣
✅ 1. 背筋を伸ばして姿勢を意識する
デスクワーク中も、時々深呼吸しながら背中を伸ばすだけで肩の負担が軽減されます。
✅ 2. 肩甲骨を寄せるストレッチを日課にする
肩甲骨を背骨に近づけるように引き寄せる運動は、肩の柔軟性アップに効果的です。
✅ 3. 無理なく続けられる軽い運動を取り入れる
腕を回す、タオルを使った肩のストレッチなど、簡単にできる運動をこまめに行いましょう。
まとめ
肩関節が硬くなるのは、加齢だけが原因ではありません。
日常生活の姿勢や動きのクセが関係していることも多いのです。
「最近、動かしにくくなったな…」と思ったら、まずは簡単なストレッチや肩甲骨の動きを意識してみましょう。
セルフケアで改善しない場合は、早めに専門家に相談するのも大切な選択肢のひとつです。
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