温める?冷やす?悩んだときの基本ルール

肩の痛みと対策

「肩が痛いけど、温めていいのかな?」
「ぎっくり腰になったら冷やす?温める?」

実はこの質問、非常に多くの方が悩むポイントです。
まず最初に押さえておきたいのは、「急性期」か「慢性期」かで使い分けること。


【急性期】痛めた直後は「冷やす」

転倒した直後や、ぎっくり腰・寝違えなどのように痛みが強く、熱感があるときは「冷やす」ことが基本です。

▶︎ 冷やすことで期待できる効果

  • 炎症を抑える
  • 腫れや痛みを軽減する
  • 余計な血流を制限し、悪化を防ぐ

※冷やしすぎには注意。1回10〜15分程度が目安。


【慢性期】長く続くコリや痛みは「温める」

一方、肩こりや腰痛がずっと続いているような状態では、「温める」ことが有効です。

▶︎ 温めることで期待できる効果

  • 血行を促進して筋肉をゆるめる
  • 神経の過敏を抑える
  • 可動域の改善やリラックス効果も

※入浴や温湿布、カイロなどをうまく活用しましょう。


迷ったときの判断ポイント3つ

  1. ズキズキして熱を持ってる → 冷やす
  2. ジンジン・重だるい・動かすと楽 → 温める
  3. 慢性的に張っている → 基本は温める方向でOK

注意すべきNG例

  • 慢性痛に冷湿布を使い続ける → 筋肉が硬くなりがち
  • 急な痛みに温湿布を貼る → 炎症がひどくなる可能性あり

「湿布を貼れば何でも良くなる」ではなく、状態に合ったケアが大切です。


セルフケア+αの選択肢も

温めたり冷やしたりのセルフケアも大切ですが、体の使い方そのものに原因がある場合は、
ストレッチや姿勢改善、専門家によるケアも選択肢になります。

「何をしても変わらない…」と思ったら、一度体を根本から見直してみるのもおすすめです。


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