「赤ちゃんの抱っこが続くと肩がガチガチ…」
「起き上がるのもつらい日がある…」
そんな声をよく聞きます。
特に0〜1歳児の育児中は抱っこの頻度がとても多く、休む暇がないのが現実。
その結果、肩・首・背中にかかる負担が積み重なって痛みやこりにつながります。
抱っこで肩が痛くなる原因は?
赤ちゃんを抱っこしていると、次のようなことが起こります。
- 腕を前に出し続けている状態(肩前面が緊張)
- 肩甲骨が外に引っ張られたままになる
- 背中が丸まり、猫背姿勢になりやすい
- 長時間の同じ姿勢で筋肉が疲労する
これらが重なって、肩や首に強い緊張と負担がかかるのです。
肩への負担を減らす3つの工夫
① 腕の位置を高くしすぎない
赤ちゃんの顔をのぞき込もうとすると腕が上がり、肩に力が入ります。
肘を軽く曲げて体に近づけるように意識しましょう。
② 抱っこ紐を活用して「分担」する
育児中、ずっと腕だけで支えるのは大きな負担です。
抱っこ紐を使って骨盤や体幹に重さを分散させましょう。
抱っこ中腕を下から支えるクッションをおいて接地面を増やして分散させましょう。
③ 左右で持つ腕を入れ替える
いつも同じ側で抱っこしていると、一方の肩ばかりに負荷が集中します。
可能な範囲で、左右交互に使い分けることが大切です。
スキマ時間にできる!肩リセットケア
🔹肩甲骨の寄せ伸ばし
座ったまま、背もたれから背中を離して
肩甲骨をギュッと寄せる→ゆるめるを繰り返します。
3〜5回だけでも肩の緊張が和らぎます。
🔹首まわし&深呼吸
ゆっくり首を回して、最後に深呼吸を2〜3回。
副交感神経が刺激されてリラックス効果も。
まとめ|「頑張りすぎない抱っこ」を意識してみて
抱っこは赤ちゃんにとっても、親にとっても大切な時間。
でも、体に無理をさせ続けてしまうと痛みが慢性化してしまいます。
ちょっとした体の使い方の見直しや、1分でもいいからセルフケアを取り入れることで
ぐっと肩の負担が軽くなるはずです。
コメント