荷物を持つと、なぜか肩がつらくなる
・買い物袋を持つと肩が痛い
・洗濯物を持ち上げると腕がだるくなる
・重い物を持ったあと、肩がズーンとする
こうした相談は、整体の現場でもとても多いです。
「重いから仕方ない」
「年齢のせいかな」
そう思われがちですが、実は持ち方そのものが肩に負担をかけているケースが少なくありません。
肩が痛い人に多い「ある共通点」
肩に痛みが出やすい方の動きを見ていると、
ある共通点があります。
それは、
荷物を“腕の力”で持ち上げていること。
特に多いのが、
・肘を曲げて引き上げる
・腕だけでグッと持ち上げる
・体から離れた位置で荷物を持つ
といった動作です。
この動き、実は肩にかなり負担がかかります。
本来、肩は「持ち上げ役」ではありません
肩関節は、構造的にとても自由に動く関節です。
その反面、安定性は高くありません。
本来、重たい物を持ち上げるときの主役は
- 足
- 体幹
- 重心の移動
です。
腕や肩は、あくまで
「荷物を支える・添える役」。
しかし日常生活では、
👉 足を使わず
👉 腕だけで処理してしまう
というクセがつきやすく、
その結果、肩や上腕に負担が集中します。

なぜ肩が壊れやすくなるのか?
腕で持ち上げる動作が続くと、
- 上腕二頭筋が常に緊張する
- 肩の前側が引っ張られる
- 肩関節が前にズレやすくなる
こうした状態が積み重なります。
これが続くと、
- 動かすと引っかかる
- 降ろすときに違和感が出る
- 夜間痛につながる
といった症状が出やすくなります。
「肩だけ治療しても、なかなか良くならない」
という方は、使い方が変わっていないことが原因のことも多いです。
今日からできる、肩にやさしい持ち方
難しいトレーニングは必要ありません。
まずはこの3つを意識してみてください。
① 荷物を体に近づける
体から離れるほど、肩への負担は増えます。
② 立ち上がる力を使う
持ち上げるときは、
「腕で引く」のではなく
「足で立ち上がる」意識を。
③ 腕は“添えるだけ”
腕は主役ではなくサポート役。
支えている感覚で十分です。
これだけでも、肩の負担はかなり変わります。
肩の痛みは「動作」を見直すと変わる
肩が痛いと、
- ストレッチ
- 筋トレ
- マッサージ
に目が行きがちですが、
毎日の動作が変わらなければ、再発しやすいのも事実です。
肩は、日常生活の中で使われ続けています。
だからこそ、
肩を見るだけでなく
動き方を見る
これがとても大切になります。
まとめ
- 肩が痛い人ほど「腕で持ち上げるクセ」がある
- 本来の主役は、足と体幹
- 腕はサポート役に戻すだけで肩はラクになる
「年齢のせい」「使いすぎ」と決めつけず、
使い方を少し見直すことが、改善への近道になることもあります。

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