「しゃがむのがつらくなった」「肩が上がりにくい」
そんな風に感じたことはありませんか?
年齢を重ねると、関節が少しずつ固くなるのは自然な現象ですが、実は日常の積み重ねでそのスピードを緩やかにすることができます。
今回は、関節が固くなる理由と、今からできる対策を紹介します。
✅ なぜ関節は年齢とともに固くなるの?
関節の柔軟性は、主に関節包・靱帯・筋肉などの軟部組織の動きによって保たれています。
それらの組織は年齢とともに以下のような変化が起こります。
1. 水分量の低下
軟部組織の水分が減ることで、弾力が失われ、動きが悪くなります。
2. コラーゲン繊維の変性
関節を包む組織が硬く・もろくなるため、伸び縮みしにくくなります。
3. 筋力低下と活動量の減少
筋肉が衰え、関節を動かす頻度が減ることで、可動域もどんどん狭くなっていきます。
✅ 今からできる5つの対策
関節の柔軟性を保つために、今日からできる対策を紹介します。
1. 毎日少しでも関節を動かす
「使わないと固くなる」は本当です。深くしゃがむ、肩をぐるぐる回すなどの小さな動きから始めましょう。
2. ストレッチの習慣化
筋肉の柔軟性は関節の動きに直結します。お風呂上がりなどに習慣づけるのがオススメ。
3. 水分補給を意識する
体内の水分が減ると、関節や筋肉の滑らかさも落ちます。こまめな水分補給を。
4. 正しい姿勢を意識する
猫背や反り腰は関節に負担をかけて動きを制限します。背筋を伸ばす意識だけでも変わります。
5. “使いやすい”体をつくる運動
ウォーキングや軽い筋トレなど、関節を適度に使う運動で、血流と柔軟性を保ちましょう。
✅ まとめ
- 関節の固さは“加齢現象”だけでなく“日常の習慣”で加速する
- 「最近動かしにくいな」と感じたら、早めのケアが重要
- 毎日の積み重ねが、数年後の動きやすさを左右する
「年だから…」とあきらめる前に、
できることから少しずつ始めて、しなやかに動ける体を保ちましょう!
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