姿勢ひとつで見た目年齢が変わる?
鏡に映る自分の姿勢を見て、「なんだか老けて見えるな…」と感じたことはありませんか?
その原因のひとつが、**頸部前方偏位(けいぶぜんぽうへんい)**という姿勢の崩れです。
首が身体より前に出ている状態で、デスクワークやスマホ使用が多い現代では、誰にでも起こりうる姿勢の特徴です。
この首のズレが、実は見た目の印象に大きな影響を与えているのです。

頸部前方偏位とは?
「頸部前方偏位」とは、簡単に言うと頭の位置が肩よりも前に出ている状態です。
本来であれば、耳たぶ・肩の先・骨盤・くるぶしが一直線に並ぶのが理想的な姿勢です。
しかし、首が前に出てしまうとそのバランスが崩れ、次のような影響が出てきます。
なぜ老けて見えるのか?
- 首とあごの境目が不明瞭になる
→ 二重あごやフェイスラインのたるみに見える - 背中が丸くなることで背丈が縮んで見える
→ 姿勢の印象で“やつれた”ように見える - 自信がなさそうな印象を与える
→ 前かがみの姿勢は、疲れている・元気がないと見られやすい - 肩が前に出ることでバストラインが下がって見える
→ 姿勢の崩れは体型全体の印象にも影響
つまり、頸部前方偏位=実年齢以上に老けて見える原因になってしまうのです。
自分でできるチェック方法
壁に背を向けて自然に立ってみてください。
- 後頭部が壁につかない
- アゴが前に出ているように感じる
- 肩が丸まって壁に触れにくい
これらに当てはまる場合は、頸部前方偏位の可能性があります。
改善のポイントは「胸」と「肩甲骨」
首だけを引こうとすると、かえってあごを引きすぎて不自然になります。
重要なのは、胸を少し開いて、肩甲骨を寄せること。
これにより、自然と首の位置が後ろに戻りやすくなります。
デスクワークの合間に以下のストレッチを試してみましょう。
簡単ストレッチ例
- 胸を開くストレッチ(手を後ろで組んで肩甲骨を寄せる)
- 壁に背をつけて、あごを引く「壁チン体操」
- 前側の首の筋肉(胸鎖乳突筋)のストレッチ
無理なく継続することで、首の位置が整っていきます。
姿勢を整えると、見た目も印象も変わる
「最近疲れて見えるな」と感じている方、
「若々しく見られたい」と思っている方には、まず姿勢の改善がオススメです。
頸部前方偏位を整えることで、
- 顔まわりがすっきり
- 背筋が伸びて若々しい印象に
- 呼吸もしやすくなり、全身のバランスが整う
など、見た目だけでなく体調面にも良い変化が期待できます。
まとめ
- 頸部前方偏位とは、首が前に出た状態のこと
- 老けて見える・自信がなさそうに見えるなどの印象を与える
- 姿勢を整えるだけで、若々しさや活力がアップ!
「なんだか最近、写真写りが悪い…」そんな方は、まず姿勢を見直してみませんか?
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