「肩が痛いけど、これってただの肩こり?」
「もしかして四十肩・五十肩かも?」
そんな疑問を持っている方はとても多いです。
似ているようで違う「肩こり」と「四十肩・五十肩」。
整体師の視点から、それぞれの見分け方と正しい対処法について解説します。
✅ 肩こりと四十肩・五十肩の主な違い
特徴 | 肩こり | 四十肩・五十肩 |
---|---|---|
原因 | 筋肉の疲労・血行不良 | 関節・腱の炎症・癒着 |
痛みの性質 | 鈍い重だるさ | 動かした時にズキッと痛む |
動作制限 | 基本的に可動域あり | 腕が上がらない・背中に手が回らない |
発症のきっかけ | 姿勢・長時間作業など | 特に思い当たる動作なしでも起こることがある |
対応 | ストレッチや軽い運動 | 安静・炎症管理が必要な時期もある |
❓ 見分けるチェックポイント(簡易版)
- ✅ 動かしてもそこまで痛くない → 肩こりの可能性大
- ✅ 腕を上げたり背中に手を回すとズキッ → 四十肩・五十肩の可能性大
- ✅ 寝返りや着替えで痛みが強くなる → 要注意!炎症期の可能性あり
✅ 対応方法の違いに注意!
肩こりの場合
- 温めて血流促進
- 姿勢改善やストレッチ
- 肩甲骨や背中も一緒に動かす
四十肩・五十肩の場合
- 炎症期:無理に動かさず、温め&安静
- 回復期:痛くない範囲での可動域訓練
- 重症化している場合は医療機関の受診も視野に
✅ よくある誤解
「肩が痛いから動かして治そうとしたら、余計に痛くなった…」
→ 四十肩・五十肩の炎症期に自己流のストレッチは悪化の原因になることも。
→ 違和感が続く場合は、早めの専門チェックがおすすめです。
✅ まとめ|“ただの肩こり”と見過ごさず、違和感には注意を
肩こりだと思っていたら、実は関節の炎症だった。
そうしたケースも少なくありません。
「ただの疲れ」ではないと感じたら、
“今の痛みの種類”をしっかり見極めることが、回復への第一歩です。
コメント