助手席に多い“腰痛あるある”と防ぐ工夫

姿勢と身体の使い方

助手席に多い“腰痛あるある”と防ぐ工夫

「運転してないのに、助手席に乗ってるだけで腰が痛い…」
そんな経験はありませんか?

一見、楽そうに見える助手席ですが、実は“腰に負担がかかりやすい座席”でもあるのです。

今回は、助手席ならではの腰痛の原因と防ぎ方をわかりやすく解説します。


よくある!助手席の腰痛“あるある”

📌 腰をねじって斜め座りしている

ドア側に肘を置いたり、体を少し斜めに向けて座るクセがあると、骨盤が傾いて背骨もねじれた状態になります。

📌 シートが柔らかすぎて沈む

助手席は運転席よりもクッションが柔らかめなこともあり、お尻が沈みすぎて骨盤が後傾しやすくなります。

📌 足元が狭くて体を丸めている

特に足元が狭い軽自動車や後部座席だと、太ももが上がって猫背になりやすい姿勢に。

📌 気づいたら寝落ちしていた

長距離ドライブや夜間の運転中、首を倒して腰を丸めて寝てしまうことで腰が固まり、起きたときに痛みが出ることも。


腰への負担を減らすためにできる3つの工夫

✅① 骨盤を立てやすくするサポートクッション

座面に薄めのクッションやバスタオルを折って敷くことで、沈み込みを防ぎ、骨盤が安定しやすくなります。

✅② 背もたれに深く座る&背中を丸めない

シートの背にもたれるときは腰が反らないよう調整しましょう。腰の後ろにタオルを入れるのも効果的。

✅③ 途中で休憩&軽くストレッチを

1時間以上の乗車ではサービスエリアなどで立ち上がり、軽く背伸びや前屈をするだけでも◎
腰まわりの血流をリセットできます。


降りたあとに!腰の疲れを取る簡単ストレッチ

① 腰まわりをゆっくり丸めて伸ばすストレッチ

座ったままでもOK。腰を丸めて背中を広げるようにゆっくり動かします。

② 片脚前出しストレッチ(もも裏を伸ばす)

骨盤を立てるためにも、太もも裏(ハムストリング)の柔軟性が大事です。
片足を前に出してつま先を上に向け、腰から倒すように伸ばします。

③ 膝を左右に倒す寝転がりエクササイズ

仰向けで膝を立て、左右に倒すだけ。腰椎や骨盤まわりがほぐれます。


まとめ|助手席こそ、姿勢とケアが大切

運転していないからこそ油断しやすい助手席。
ですが、座り方ひとつで腰痛の原因になる姿勢が続いてしまうことも

「ただ座っているだけ」でも体には負担がかかります。
サポートクッションの活用や、意識的な姿勢の工夫で、長距離ドライブも快適に過ごしましょう。

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