なぜ肩こりは「我慢できてしまう」ほど長引くのか?
「肩はつらいけど、動けないわけじゃない」
「そのうち良くなるだろうと思っている」
このように感じながら、何年も肩こりに悩んでいる方は少なくありません。
実は、肩こりが長引く最大の理由は“我慢できてしまう不調”だからです。
この記事では、なぜ肩こりが慢性化しやすいのかを、体の仕組みと日常生活の視点から解説します。
肩こりは「急に悪くならない」不調
ケガのような強い警告が出にくい
骨折やぎっくり腰のようなケガは、強い痛みが出て「動かしてはいけない」と体がはっきり教えてくれます。
一方、肩こりは少しずつ進行するため、危険信号がとても弱いのが特徴です。
「重だるさ」「違和感」から始まる
肩こりは、
- 重い
- だるい
- 張っている感じがする
といった感覚から始まり、強い痛みになるまで時間がかかります。
そのため、「まだ大丈夫」と思いながら放置されやすくなります。
その場しのぎで楽になってしまう問題
マッサージや入浴で一時的に軽くなる
肩を揉んだり、お風呂で温めたりすると、血流が良くなり一時的に楽になります。
しかしこれは症状が軽くなっただけで、原因が解決したわけではありません。
「良くなった気がする」が繰り返される
- 数日は楽
- また戻る
- また我慢する
この繰り返しが、慢性的な肩こりを作っていきます。

本当の原因は「日常の体の使い方」
毎日同じ負担をかけ続けている
肩こりがある人の多くは、
- 同じ姿勢での仕事
- 家事での腕の使い方
- 無意識の姿勢のクセ
など、毎日同じ負担を肩にかけ続けています。
肩だけを見ても解決しない理由
肩こりの原因は、肩そのものではなく、
- 背中の硬さ
- 首の位置
- 呼吸の浅さ
- 視線の高さ
などが関係していることも多くあります。
肩だけを揉んでも、根本的な改善につながりにくいのはこのためです。
我慢できるうちに整えることが大切
強い痛みが出てからでは時間がかかる
「我慢できなくなってから」対処しようとすると、
体が固まり、回復に時間がかかるケースが少なくありません。
違和感の段階がベストなタイミング
- 重だるい
- 張りやすい
- 夕方になるとつらい
この段階で体の使い方を見直すことで、改善までのスピードは大きく変わります。
まとめ|肩こりが長引くのは「我慢できるから」
肩こりが何年も続いてしまうのは、
我慢できてしまい、後回しにされやすい不調だからです。
その場しのぎではなく、
- なぜ負担がかかっているのか
- 日常で何が原因になっているのか
を整理することが、改善への近道になります。
当院では、無理に通わせることはせず、
今の体の状態と必要なケアを丁寧にお伝えしています。
「これくらいで相談していいのかな」と感じる段階こそ、ぜひ一度ご相談ください。


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