エプロンや下着など、後ろに手を回してホックを留める動作。
これは「肩関節の伸展(うしろへ伸ばす)」と「内旋(内にねじる)」の複雑な動きが必要です。
このとき、以下のような問題があるとスムーズに動きません:
- 肩関節の可動域の制限(四十肩・五十肩など)
- 肩甲骨の動きが悪い(特に内転・下制)
- 腕の使い方にクセがある
■ 無理せずできる!ホック対処法
肩に痛みやつっぱりがあるときは、ムリに後ろで留める必要はありません。
以下のような工夫で体への負担を減らせます。
✅ 前でホックを留めてから、くるっと回す
→ ブラジャーやエプロンなど、多くの人が行っている工夫です。
✅ 留めやすい前ボタンの下着・エプロンに切り替える
→ アイテム自体を変えることで、日々のストレスを軽減。
✅ 腕の高さが必要なときは、肘を壁などに支えて補助する
→ 余計な筋緊張を避けられます。
■ 肩の動きを取り戻すには?
後ろに手を回す動きは、肩前面の柔軟性や肩甲骨の可動性がカギ。
以下のストレッチ・運動がおすすめです。
- 大胸筋ストレッチ(壁やドアを使って胸ひらき)
- 肩甲骨の内転運動(肩を後ろに引く意識)
- 仰向けで腕を伸ばすストレッチ(少しずつ角度を広げていく)
■ まとめ
「後ろホックができない…」という悩みは多くの人が経験します。
ですが、工夫とセルフケア次第で、ラクに・安全に対応できます。
痛みがあるときは無理をせず、少しずつ肩の柔軟性を高めていきましょう!
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