長時間のデスクワーク、特にパソコン作業が多い方。
「肩こり」や「腕のだるさ」を感じていませんか?
実はその原因、マウスやキーボードの使い方にあるかもしれません。
マウスやキーボード操作が肩に与える負担とは?
デスクワークでは、次のような状態が長く続くことがよくあります。
- 肘を浮かせたままマウスを操作している
- 手首を固定してタイピングを続けている
- 肩を軽くすくめた状態で画面に集中している
このような姿勢は、肩や首の筋肉をじわじわと緊張させ続ける原因になります。
特に負担がかかる筋肉は?
- 僧帽筋上部(首のつけ根〜肩にかけて)
- 肩甲挙筋(肩甲骨を引き上げる筋肉)
- 三角筋・前部線維(腕の前方を支える筋肉)
これらの筋肉が緊張しっぱなしになることで、肩こりや肩のだるさ、腕の疲労感へとつながります。
負担を減らす3つのポイント
1. 肘が自然に置ける位置にマウス・キーボードを設置
→ 肘が浮かないよう、できれば肘置き付きの椅子があると◎
2. モニターの高さを調整
→ 目線が自然にモニターの上部に合うようにすることで、首の前傾を防げます。
3. パームレストやリストレストの活用
→ 手首や前腕の負担を減らし、肩や首の緊張も和らぎます。
こまめに行いたいケア動作
- 肩をすくめて脱力 ×10回
- 両肘を引いて肩甲骨を寄せる ×10秒キープ
- 手首を回す・前腕を軽くマッサージ
これらを1〜2時間おきに取り入れることで、負担の蓄積を防げます。
まとめ
マウスやキーボードの使い方は、肩や首に大きな影響を与えます。
毎日の作業環境を少し見直すだけでも、不調の予防に大きくつながります。
次回は「がんばりすぎた肩を休めるために|1日の終わりのセルフケア習慣」をご紹介します。
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