長時間の座り姿勢が招く肩の不調と関節のこわばり

姿勢と身体の使い方

「デスクワークだから体は疲れていないはず」
そう思っていたのに、なぜか肩が重だるい、痛い、動かしづらい…。

その原因、“動かなすぎ”による関節のこわばりかもしれません。


座り姿勢は肩関節に負担をかけている

長時間の座り作業では、次のような姿勢が続きがちです。

  • 肘を前に出し、肩が巻き込まれる姿勢
  • モニターを見るために首が前に出て、背中が丸まる
  • 腕を支える筋肉が常に緊張しっぱなし

この状態が続くと、肩まわりの筋肉や関節が固まり、血流も悪化します。


肩がこわばるとどうなる?

肩のこわばりが続くと、こんな症状が出やすくなります。

  • 肩を上げると引っかかる
  • 腕を後ろに回すとつっぱる
  • 少しの動きでも痛みが出る
  • 首や背中にも張りが出る

こうした状態を放置すると、肩関節周囲炎や五十肩に移行するリスクも高まります。


こまめな「リセット動作」が予防につながる

デスクワーク中でも、定期的に肩や背中を動かすことで、関節のこわばりを防ぐことができます。

🔸おすすめリセット動作(1時間ごとに)

  • 肩をすくめてストンと落とす ×10回
  • 背伸びをして胸を開く ×5回
  • 肘を後ろに引いて肩甲骨を寄せる ×10秒キープ×3回

ちょっとした動きでも、「同じ姿勢を続けないこと」がポイントです。


まとめ

デスクワークで体を動かしていないつもりでも、
肩まわりには“じわじわとした負担”がたまり続けています。

長く健康に仕事を続けるためにも、日々のちょっとした動きで、
肩の柔らかさを保っていきましょう。

次回は「デスクワーク中にできる肩ケア習慣」をご紹介します!

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