腕を後ろに回すストレッチの正しいやり方|肩の前側の緊張をゆるめる基本動作

セルフケア・ストレッチ

「腕を後ろに回すと肩がつっぱる…」
「背中に手が届かない…」

そんなお悩みはありませんか?
今回は、肩の前側(大胸筋・上腕二頭筋)をゆるめる「腕を後ろに回すストレッチ」の正しいやり方をご紹介します。


✅ このストレッチの目的

デスクワークやスマホ操作で猫背や巻き肩がクセになっていると、
肩の前側が常に縮んだまま固まりやすくなります。

このストレッチで得られる効果:

  • 巻き肩・猫背の予防
  • 胸が開いて呼吸が深くなる
  • 肩関節の可動域改善
  • 肩こり・腕のだるさの軽減

✅ 正しいやり方

◯ 姿勢を整える

  • 壁の前に立ち、背筋を伸ばします
  • 肩の力を抜いて自然な姿勢をつくります

◯ 腕を後ろに伸ばす

  • 両手を腰の後ろで組む(つらければ片手でもOK)
  • 組んだ手を下方向に軽く引き、胸を開くようにします
  • 肘を伸ばして腕全体を後ろに回す意識で、肩の前側をゆっくり伸ばします

👉 呼吸を止めずに15〜20秒キープ
👉 痛みがある場合は無理をせず中止を


❌ よくあるNGパターン

  • ✗ 背中を反りすぎて腰に負担がかかる
  • ✗ 肩をすくめて動かしてしまう
  • ✗ 手を無理に引きすぎて関節を痛める

👉 肩の前側が気持ちよく伸びる範囲でキープすることが大切です。


✅ こんな人におすすめ

  • 巻き肩・猫背が気になる方
  • 肩の前側がいつも張っている方
  • バンザイ動作や背中に手を回すのがつらい方
  • 呼吸が浅くなりがちな方

🌿 まとめ

「腕を後ろに回すストレッチ」は、肩の動きと姿勢の改善に欠かせない動作です。
普段伸ばすことの少ない部位を、無理のない範囲でゆるめてあげるだけでも、肩がラクになります。

次回は「胸をひらく大胸筋ストレッチの正しいやり方」を解説します!

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