「肩がつらいときは、肩まわりをほぐせばいい」
そう思っていませんか?
実は、肩だけをケアしていても改善しないケースが多いのが現実です。
その原因として見落とされがちなのが「背中の硬さ」。
今回は、肩こりを根本から改善するために背中がなぜ重要かを解説します。
✅ 背中の硬さが肩こりを引き起こす理由
- 背骨(胸椎)が動かないと、肩甲骨も動きづらくなる
- 背中が丸まることで、肩の位置が前にズレる
- 呼吸が浅くなり、筋肉が酸素不足&緊張しやすくなる
→ 結果として、肩や首にばかり負担が集中する構造に。
✅ 背中が動くと、なぜ肩が楽になる?
- 肩甲骨の動きがスムーズになり、肩の負担が減る
- 背骨の可動性が上がることで、姿勢全体が整いやすくなる
- 肋骨・胸郭の動きが良くなり、深い呼吸で血流UP
→ 肩まわりが“ラクに動く”ようになってくる感覚があります。
✅ 整体師おすすめ!背中をゆるめる簡単セルフケア
💡① 肩甲骨寄せストレッチ
- 椅子に座って、肩甲骨をギュッと後ろに寄せて3秒 → ゆるめる ×5回
→ 背中〜肩甲骨周辺の動きが良くなります
💡② バスタオル背中伸ばし
- 丸めたバスタオルを床に置いて、その上に肩甲骨の下あたりをのせて仰向けに
→ 丸まりがちな背中を自然に広げるストレッチに◎
💡③ 壁タッチ肩回し
- 壁に手をつき、円を描くように肩をゆっくり回す ×5回
→ 背中と肩の連動性を意識できる
✅ まとめ|肩だけじゃない。「背中」が整うと肩も変わる
肩こりを本気で改善したいなら、“背中の硬さ”に目を向けることが大切です。
姿勢・呼吸・肩甲骨の動き——すべてに関係しているのが背中の柔軟性です。
ぜひ、日々のケアに“背中のほぐし”を取り入れてみてください!
▶ 次回予告|肩こり×睡眠|寝ている間の姿勢で肩は変わる?
次回は、「寝ている姿勢や環境が肩こりにどう関係しているか」について解説します。
枕選びや寝返りの重要性についてもお伝えしますのでお楽しみに!
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