「朝からなんだか肩が重い…」
「夕方になると肩がパンパンに張る」
「夜はだるさが取れなくて眠れない…」
そんなふうに、肩こりは時間帯によって症状の感じ方が違うこともあります。
今回は整体師の視点から、1日の生活リズムにおける肩こりの原因と対策をお伝えします。
✅ 肩こりが起きやすい「1日の流れ」
🌅 朝:起きたときの肩こり
原因
- 寝返りが少なく、同じ姿勢が続いて筋肉が固まっている
- 寝具が合っていない(枕・敷布団)
- スマホをすぐ見るなど、起きてすぐにうつむく姿勢
対策
- 布団の中で腕や肩を軽く伸ばす「目覚めストレッチ」
- 枕の高さ・硬さを見直す
- 起きてすぐはスマホではなく深呼吸+伸びの習慣
🪑 昼:仕事・家事中の肩こり
原因
- 長時間同じ姿勢(パソコン作業・料理・読書)
- 集中による無意識の肩の力み
- 姿勢の崩れ(猫背・前のめり)
対策
- 30分〜1時間に1回、肩を回す・腕を上げる・立ち上がる
- 肩甲骨を寄せる意識で座る
- 肘をつかない・首を前に出しすぎない
🌙 夜:1日の終わりに感じる肩の重だるさ
原因
- 筋疲労と血流不足の蓄積
- ストレスによる緊張状態の持続
- 入浴後もすぐスマホやテレビで、首がまた下を向いている
対策
- お風呂で肩甲骨・首まわりを温める
- 寝る前に深呼吸と肩の脱力ストレッチ
- スマホは顔の前・目線の高さで使う
✅ まとめ|肩こりは“1日の生活リズム”と深く関係している
肩こりの原因は、「1日のどこで負担がかかっているか」を知ることで見えてきます。
1日を通して肩まわりを固めすぎない・ほぐしすぎないバランスが大切です。
今日から、自分の肩こりがどの時間に強く出やすいかを観察してみてください。
そこにあったケアを取り入れることで、1日の疲労感はぐっと軽くなるはずです。
▶ 次回予告|無意識の力みが肩こりを招く?リラックスのコツ3選
次回は「肩に力が入ってる自覚がない」という方に向けて、
力み肩こりを防ぐための“脱力の習慣”についてお伝えします!
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