猫背・巻き肩タイプ別|座ってできる肩こりケアを整体師が解説

肩の痛みと対策

「肩こり対策って、立ってやるストレッチばかりで続かない」
「仕事や家事の合間に、座ったままケアできないかな?」

そんな方のために、今回は猫背タイプ・巻き肩タイプ別に、
椅子に座ったまま行える肩こりセルフケアをご紹介します。


✅ 猫背・巻き肩の違い、覚えていますか?

  • 猫背タイプ:背中が丸くなり、頭が前に出やすい
  • 巻き肩タイプ:肩が内側に巻き込み、腕が前に出ている状態

どちらも肩まわりに緊張とアンバランスな負担をかけやすく、
タイプに応じたアプローチが必要です。


🪑 猫背タイプにおすすめの座位ケア

💡① 背中まるごとリセットストレッチ

  • 椅子に浅く座り、両手を後ろに組む
  • 肩甲骨を寄せながら胸を開いて深呼吸 ×3回

→ 背中と胸の筋肉を同時にほぐすことができます


💡② 壁なし壁立ち

  • 背筋を伸ばして座り、頭・背中・お尻を“まっすぐ1本”に
  • 顎を軽く引いて5秒キープ ×3回

→ 朝・昼・夜にやると姿勢のクセのリセットに◎


🪑 巻き肩タイプにおすすめの座位ケア

💡① 肘引き寄せ運動

  • 両手を肩の高さで前に出し、ゆっくり肘を後ろに引く ×10回
  • 胸を開き、肩甲骨を引き寄せる意識で

→ 肩が開きやすくなり、前側の引っ張り感が軽減


💡② タオルショルダープレス

  • タオルを両手で握って、肩の高さで軽く引っ張るように押し合う
  • 5秒キープ → 脱力 ×3セット

→ 鎖骨まわりの安定感を取り戻し、肩の位置が整いやすくなります


✅ ポイント|無理なく“ゆるめて・整える”のがコツ

  • 痛みが出るほど強く動かさない
  • 呼吸と一緒にゆっくり動く
  • 毎日1〜2分だけでも習慣化が大切

✅ まとめ|あなたの姿勢に合ったケアで肩こりを根本から解消

肩こりは「みんな同じケアをすれば良くなる」わけではありません。
自分の姿勢タイプを知り、それに合ったケアを取り入れることで、
より早く・より効果的に肩の不調を和らげることができます。

まずは座ってできることから、少しずつ習慣にしていきましょう。


▶ 次回予告|肩の不調が気になる人がやりがちなNG習慣とは?

次回は、「良かれと思ってやっていたけど実は逆効果だった…」という
肩こり・肩の不調にありがちなNG習慣についてお届けします!

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