「力を入れているつもりはないのに肩がこる…」
「気づいたら肩に力が入っている」
そんな方は、“無意識の力み”が肩こりの原因になっているかもしれません。
整体の現場でも、緊張が抜けずに肩こりが慢性化している方はとても多く見られます。
今回は、無意識の力み肩こりを防ぐための“脱力のコツ”をお伝えします。
✅ 無意識の力みとは?
- 常に肩に力が入っている状態
- 肘をついたり、肩をすくめる姿勢がクセになっている
- 緊張やストレスで筋肉が抜けない
→ 力が入っている時間が長くなると、筋肉の緊張が慢性化し肩こりへとつながります。
✅ あなたもやっていませんか?力みやすい場面
- パソコンやスマホの操作中
- 電車やバスの中で立っているとき
- 緊張しやすい会話や場面
- 料理中や掃除中の動作
→ これらは無意識に肩に力が入りやすいシチュエーションです。
✅ 整体師がすすめる“脱力のコツ”3選
💡① 肩を持ち上げてから「ストン」と落とす
- 両肩を上げて5秒キープ
- 一気に「ストン」と落として脱力 ×3回
→ 一度“力を入れてから抜く”ことで緊張と弛緩の差を感じやすくなります。
💡② 深呼吸+「吐くこと」に集中する
- 鼻から吸って、口から長く吐くことを意識
- 息を吐きながら肩の力が抜けていくのをイメージ
→ 自律神経が整い、全身の緊張もやわらぎやすくなります。
💡③ 両手を太ももに軽く置いて「重さを感じる」
- 手の重さを感じながら、腕全体をだらんと力を抜く
- 背筋を伸ばして、意識は“腕が自然にぶら下がっている感覚”へ
→ 重さ=脱力のサインとして活用できます。
✅ まとめ|力まないだけで、肩は変わる
「肩こり=動かす・もむ」ではなく、
まず“力を抜くこと”が肩こり対策の第一歩になることもあります。
毎日の中で数回、
「今、肩に力入ってないかな?」と意識を向けてみてください。
力を抜く習慣が、肩のラクさを変えていきます。
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肩こりの原因が、実は“目の使いすぎ”だった…?
次回は、眼精疲労と肩こりの密接な関係について解説します!
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