「イライラした日ほど肩がバキバキに…」
「仕事が忙しいと肩もガチガチになる」
そんな経験はありませんか?
実は、肩こりとストレスには深い関係があります。
今回は、整体師の視点から、ストレスによる肩こりと自律神経の関係をわかりやすく解説します。
✅ ストレスが肩こりを引き起こすメカニズム
- ストレスを感じると交感神経が優位になる
- 血管が収縮し、筋肉がこわばりやすくなる
- 呼吸が浅くなり、酸素不足で疲労がたまりやすくなる
- 無意識に肩に力が入りっぱなしになる
→ 結果として、肩まわりの筋肉が緊張しっぱなしになり、肩こりが悪化します。
✅ こんな方は“ストレス性肩こり”の傾向あり
- 肩こりがひどい日=忙しかった日・イライラした日
- リラックスできると肩もふっと軽くなる
- 寝つきが悪く、疲れが取れにくい
- 常に肩が上がっている感覚がある
✅ 整体師がすすめる「ストレス由来の肩こり対策」
💡① 呼吸を深くする「3秒吸って6秒吐く」
- 呼吸が浅くなりやすい人ほど、“吐くこと”を意識
- 寝る前や休憩中に、ゆっくりと吐く呼吸を数回行う
→ 副交感神経が働き、肩の緊張が自然とゆるみます。
💡② 肩や首をもまない「ゆらすだけケア」
- 肩に力が入っている人は、強い刺激に反応して逆に硬くなることも
- 肩を“揺らす・さする・温める”ことで、リラックスしやすくなります
💡③ 「自分に優しく」する時間をつくる
- 頑張りすぎている人ほど、自分に厳しい言葉をかけがち
- 整体師としても、「がんばらない時間」や「ひと息つく時間」はとても大切だと考えています
→ 心がほぐれると、肩もほぐれやすくなります。
✅ まとめ|肩こりと心はつながっている
肩こりの原因が、必ずしも体だけにあるとは限りません。
ときには、ストレスや心の緊張が大きな影響を与えていることもあります。
「最近、がんばりすぎていないかな?」
そんなふうに、自分の心にも目を向けてあげてください。
▶ 次回予告|運動不足が招く肩こりとは?“動かさなすぎ”との違いを解説
次回は、「肩こり=動かなすぎ」と言われがちだけど、
実は“運動不足”と“動かさなすぎ”は別物という話をお届けします!
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