「電車やバスでつり革を持っていると、なんだか肩が重だるい…」
そんなお悩み、よく耳にします。
実はこれ、肩関節の不安定性や筋肉の弱さが関係している可能性があります。
■ 肩がだるくなる原因とは?
肩関節は、体重を支える関節ではありません。
しかし、つり革を持っていると腕の重さがすべて肩にかかり、
以下のようなストレスが加わります。
- 肩の腱や靭帯に牽引ストレスがかかる
- インナーマッスルの弱さで支えきれない
- 肩甲骨の位置が前にズレていて負荷が集中している
結果として、「だるさ」「重さ」「違和感」といった不快感が出てきます。
■ つり革を持つときの工夫
✅ 手すりや壁に寄りかかる
→ 肩のぶら下がりを軽減できます。
✅ 腕を高く上げすぎないようにする
→ できるだけ低めのつり革を選ぶのもポイント。
✅ 両肩を交互に使う/こまめに手を離す
→ 長時間片側に負担をかけ続けないようにしましょう。
■ 改善のためのセルフケア
つり革による肩のだるさ対策には、肩を安定させる筋肉の強化が効果的です。
- 肩甲骨の引き寄せ運動(僧帽筋下部・菱形筋)
- インナーマッスルの安定トレーニング(チューブ使用)
- 肩甲骨のリズム運動(姿勢の見直しにも)
肩を支える力をつけることで、「だるさ」を感じにくくなります。
■ まとめ
つり革で肩がだるくなるのは、関節が本来の役割以上に働かされているサインかもしれません。
「筋力」と「姿勢のバランス」を見直すことで、
日常生活での肩の負担を大きく減らすことができます。
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